2009-01-01から1年間の記事一覧

できることぜんぶ

決して言葉にできないおもいが存在することを確信しながら、それらのおもいをなんとかして言葉にしようと闘い続けるのが、ものを書く人間の宿命だと思う。 もやもやとしたおもいを抱えているひとに、その気持ちにあてがう言葉を、一つの物語を通して与えるこ…

めりーなんとか

思うところはいろいろとありますが、世間は赤と緑ですね。 それはすなわち元旦に年賀状を届けられるリミットが迫ることを意味していたり、2009年が1週間を切ってしまったことを意味していたりと、浮かれるわけにもいかない本年です。 この時期になると決まっ…

ばたばたと

小学校時代から今までを通して言えることかもしれませんが、年内にやるべきことを年明けまで持ち越してしまったときの焦りというのは並々ならぬものがあります。 宿題をすべて終えないまま1月を迎え、新年の到来に一時は喜んでみるも、始業式まで数えるほど…

目標ができて

年に一度の笑いの祭典でしたね。 まさかの、というかなんというか。予想はしてなかったです。 ネタの完成度に関して言うなら結果は妥当と言えるのかもしれませんが。 惜しかったなぁ……。 まあ惜しかったと言っていいのか微妙なところですけど。 さて、昨日の…

ひたむきに

バイトを休んで学内の合同企業説明会に行ってきました。 やっぱり興味のない業界も真剣に聴いてみると何かと楽しそうに思えたりするもので、興味のない企業ほど説明は聴いておくべきだと今さら気がついたりしてます。 自分のやりたいことや適性を分析するこ…

崇めてみよう

バイトに行ってみたら、セルフサービスのコーヒーメーカー的なものが導入されていた。 レジで欲しいコーヒーなり紅茶なりを頼んでお金を払えば、紙コップと、コーヒーもしくは紅茶の素みたいなものを渡される。あとは自分で機械にセットして、スタートボタン…

原点を思い返しながら

依頼を受けたので、エンターテインメント系統の、ちょっとした物語を書き始めています。筋書きがある程度与えられているものの小説化なので、一応完成の見込みはあります。 しかし、自分の内面から遠く離れたものを創り出すことの、なんと気楽なことか(笑)…

過ちを思い返しながら

あれから、何も変わっていないのだろうか。 同じことを繰り返しているような気がして、泣きたくなる。 傷跡は残っていても、そのときの痛みは忘れてしまっているものなのかもしれません。

無言のまま

本来の自分を見失いそうです。 別に落ち込んでいるわけでも、何かに振り回されているわけでもないんですが。 言葉が出てこない。 じゃあこんな日に更新するなと言われそうですが、書き出してしまったので、いつものようにとりあえず、なんとなく書いてみるこ…

どうにもこうにも

某作家さんの某短編のタイトルそのままですが、特に関係はありません。 前回あんなことを書いておきながら、くつがえします。 あんまり本を読んでばっかりではさすがに危うい気がして、企業の研究に時間を割き始めてみると、意識が本を読むことに向かなくな…

広がっていく虚構

現在進行形で小説を書いている友人が2人もいることを考えながら、自分も何かそろそろ新しい作品を書き始めたいと思い、真っ白な画面に向かってじっとしていたら、あ、これはもしかしたら、という瞬間が舞い降りた。 いつものことながら、何気なくそれは浮か…

現実から遠い本棚

むさぼるように本を読む、ということを、今になってようやく経験しているような気がする。 下手に自己を分析するよりも、過去を見つめる真摯なまなざしが文章となって表現されているものにふれるほうが、よっぽどじぶんを語る言葉を手に入れることにつながる…

まどろむ

わかってもらえるというのはやっぱり幸せなことですね。 さて、書店にいじめられているのか知りませんが、須賀敦子全集、1巻だけ見つかりません。明日、某巨大書店Jに突撃する予定でいます。 がっつりレビューを書いたので、あえて思いっきりふざけて文章に…

【Review】言葉の足跡をたどって

『ユルスナールの靴』須賀敦子[著](河出文庫) 一冊の本との出会い、あるいは一人の作家との出会いが、一つの人生すら揺り動かすことになる。人生を変えた一冊という言い方はしばしば耳にするけれど、この本においてその言葉は、決して宣伝文句としてのそれ…

仕事のあとに

友人のことをイニシャルで日記に書きたい場合に、僕の友人はなぜか同じイニシャルであることが多いため、書いている自分がややこしくなりそうに思って避けざるをえません。この日記を教えた友人だけで考えても、友人T、S、Mそれぞれ3、4人いらっしゃいます。…

読書間感想文らしきもの

これほどまで文章を読み味わうことに浸りたいと思ったのはいつ以来だろう。 まだ読み終わっていないから感想を書くことはしたくないけれど、読み終わらないうちに、小説を書きたい思いがつのっていく。 須賀敦子『ユルスナールの靴』。読み終わったら、単な…

ピザでもカレーでもなく

初対面の相手にも臆面なく自分の書いているものを薦めることが増えてきたことを思い、ここにも書いたことがあるように、もはや小説なしで自分を語ることができないほどになってしまったことを、ふと憂えてしまった。 元気になったので、空き時間に自分の過去…

解釈とイメージだけが

「もう12月やなー」 「どうする、やばくない? セミナーとか行ってる?」 「いや、あんまり大企業興味なくてさー。企業単独のやつもすぐ予約いっぱいになるし」 「やんなー。でも焦ったほうがよくない?」 「そうなんかなあ」 そんな会話を、心の中でしてま…

そこに言葉があること

やっぱり人に会って話せるというのは幸せですね。 そういう意味でも、人は独りで生きられないと思います。 とか言いながら、久々に大学に行った今日を一言で表すなら「眠い」に尽きるんですが。 語学の授業にて。食後、適温、予習済み、これらが三拍子揃った…

天竺は目指さずに

先ほど伊坂幸太郎さんの『SOSの猿』を読了しました。 西遊記と株とユング、簡単に言い過ぎるとそんな話です。 なんというか、期待し過ぎてしまっているのか、物語が佳境に入ってから終盤にかけての盛り上がりに、どうしても物足りなさを感じました。 もちろ…

初冬の夜長に

明日から冷え込むそうなんですが、幸か不幸か家にいるので、気温の変化には頓着せずに過ごせます。 ようやく本多孝好さんの『WILL』を読み終えたので、伊坂さんの新刊を手に取ることができています。しっかり味わいつつ無事に明日中に読めれば、次は川上弘美…

現実と世界と

学校に行かなければ焦ることもないのだなと、当たり前のことを思います。 ちょっと熱を出して1週間休んでみたら、精神的にも何かずいぶんと楽になったような気もします。これが単純に、現実から遠ざかっている結果なのだとはあまり思いたくはないんですが。 …

就活を哲学する

ふざけたタイトルですね。 でも、学校に行けず、友人と全然会話できていないのだから、この場で適当なことをアウトプットせねば命にかかわります。 というわけで。 就職関係のセミナーやガイダンスをいくつも受けていると、それが普段学んでいることと変わら…

病み下がる

書こうか書くまいか悩みましたが、他に書くことが何もないので書きます。 今流行っている新型のあれにかかっていたようです。 そう、「イ」で始まって「ザ」で終わるあれです。 連休が明けて熱も下がったので、病院に行く前に髪を切ってもらいに行ったため、…

病み上がる

ちょっと熱を出してました。 一応平熱まで下がりましたが、病院が開いていないので、例のあれに罹患したのかどうかは判断ができていません。 風邪の症状が残っているため安静にしてますが、まあ身体は元気です。 今自己分析を再開すると確実にこじらせるので…

声に乗って届く意味

楽しいことが続くと、そのとき現実から遠ざかった分だけ不安になる自分がいる。 弱音を吐きまくりたいけれど、情けないので人前では楽しく。 というか、人といると安心するから後ろ向きにはならない。 自分でもわかっている当たり前のことなのに、人から言わ…

今は昔

昼休みにおにぎりを食べていたら、友人がなぜか笑顔できびだんごを勧めてきたので丁重にお断りしました。そんな水曜日です。 思えばあれって、もらってしまったばかりに友人でも仲間でもなく、家来という身分に成り下がってしまう恐ろしい食品ですよね。 「…

書くことは生きること

懸念を上げておく棚を心の中にこしらえたら、意外なほど楽になったことに気付く。 抱え切れないそれらを置いておける場所は、なかったのではなくて作らなかっただけだったように思える。 ただ今までは、その棚を作り上げる技術も体力もなかったと思う。 見つ…

排他的でなく、利他的に

自分はどうだっていいから、友達がみんな希望どおり内定取れたらいいのになー。 ……と、思えるぐらいの余裕がほしいです。

考えただけ

就職について考えなければならないと思っていた自分から、就職に向かって行動しようとしている自分になっていることに、はたと気付く。 ……むしろ行動しているのだけれど。 悩んでいる暇もないんじゃないかと、焦りが不安を乗り越えてしまっている気がする。 …