2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

できることぜんぶ

決して言葉にできないおもいが存在することを確信しながら、それらのおもいをなんとかして言葉にしようと闘い続けるのが、ものを書く人間の宿命だと思う。 もやもやとしたおもいを抱えているひとに、その気持ちにあてがう言葉を、一つの物語を通して与えるこ…

めりーなんとか

思うところはいろいろとありますが、世間は赤と緑ですね。 それはすなわち元旦に年賀状を届けられるリミットが迫ることを意味していたり、2009年が1週間を切ってしまったことを意味していたりと、浮かれるわけにもいかない本年です。 この時期になると決まっ…

ばたばたと

小学校時代から今までを通して言えることかもしれませんが、年内にやるべきことを年明けまで持ち越してしまったときの焦りというのは並々ならぬものがあります。 宿題をすべて終えないまま1月を迎え、新年の到来に一時は喜んでみるも、始業式まで数えるほど…

目標ができて

年に一度の笑いの祭典でしたね。 まさかの、というかなんというか。予想はしてなかったです。 ネタの完成度に関して言うなら結果は妥当と言えるのかもしれませんが。 惜しかったなぁ……。 まあ惜しかったと言っていいのか微妙なところですけど。 さて、昨日の…

ひたむきに

バイトを休んで学内の合同企業説明会に行ってきました。 やっぱり興味のない業界も真剣に聴いてみると何かと楽しそうに思えたりするもので、興味のない企業ほど説明は聴いておくべきだと今さら気がついたりしてます。 自分のやりたいことや適性を分析するこ…

崇めてみよう

バイトに行ってみたら、セルフサービスのコーヒーメーカー的なものが導入されていた。 レジで欲しいコーヒーなり紅茶なりを頼んでお金を払えば、紙コップと、コーヒーもしくは紅茶の素みたいなものを渡される。あとは自分で機械にセットして、スタートボタン…

原点を思い返しながら

依頼を受けたので、エンターテインメント系統の、ちょっとした物語を書き始めています。筋書きがある程度与えられているものの小説化なので、一応完成の見込みはあります。 しかし、自分の内面から遠く離れたものを創り出すことの、なんと気楽なことか(笑)…

過ちを思い返しながら

あれから、何も変わっていないのだろうか。 同じことを繰り返しているような気がして、泣きたくなる。 傷跡は残っていても、そのときの痛みは忘れてしまっているものなのかもしれません。

無言のまま

本来の自分を見失いそうです。 別に落ち込んでいるわけでも、何かに振り回されているわけでもないんですが。 言葉が出てこない。 じゃあこんな日に更新するなと言われそうですが、書き出してしまったので、いつものようにとりあえず、なんとなく書いてみるこ…

どうにもこうにも

某作家さんの某短編のタイトルそのままですが、特に関係はありません。 前回あんなことを書いておきながら、くつがえします。 あんまり本を読んでばっかりではさすがに危うい気がして、企業の研究に時間を割き始めてみると、意識が本を読むことに向かなくな…

広がっていく虚構

現在進行形で小説を書いている友人が2人もいることを考えながら、自分も何かそろそろ新しい作品を書き始めたいと思い、真っ白な画面に向かってじっとしていたら、あ、これはもしかしたら、という瞬間が舞い降りた。 いつものことながら、何気なくそれは浮か…

現実から遠い本棚

むさぼるように本を読む、ということを、今になってようやく経験しているような気がする。 下手に自己を分析するよりも、過去を見つめる真摯なまなざしが文章となって表現されているものにふれるほうが、よっぽどじぶんを語る言葉を手に入れることにつながる…

まどろむ

わかってもらえるというのはやっぱり幸せなことですね。 さて、書店にいじめられているのか知りませんが、須賀敦子全集、1巻だけ見つかりません。明日、某巨大書店Jに突撃する予定でいます。 がっつりレビューを書いたので、あえて思いっきりふざけて文章に…

【Review】言葉の足跡をたどって

『ユルスナールの靴』須賀敦子[著](河出文庫) 一冊の本との出会い、あるいは一人の作家との出会いが、一つの人生すら揺り動かすことになる。人生を変えた一冊という言い方はしばしば耳にするけれど、この本においてその言葉は、決して宣伝文句としてのそれ…

仕事のあとに

友人のことをイニシャルで日記に書きたい場合に、僕の友人はなぜか同じイニシャルであることが多いため、書いている自分がややこしくなりそうに思って避けざるをえません。この日記を教えた友人だけで考えても、友人T、S、Mそれぞれ3、4人いらっしゃいます。…

読書間感想文らしきもの

これほどまで文章を読み味わうことに浸りたいと思ったのはいつ以来だろう。 まだ読み終わっていないから感想を書くことはしたくないけれど、読み終わらないうちに、小説を書きたい思いがつのっていく。 須賀敦子『ユルスナールの靴』。読み終わったら、単な…

ピザでもカレーでもなく

初対面の相手にも臆面なく自分の書いているものを薦めることが増えてきたことを思い、ここにも書いたことがあるように、もはや小説なしで自分を語ることができないほどになってしまったことを、ふと憂えてしまった。 元気になったので、空き時間に自分の過去…

解釈とイメージだけが

「もう12月やなー」 「どうする、やばくない? セミナーとか行ってる?」 「いや、あんまり大企業興味なくてさー。企業単独のやつもすぐ予約いっぱいになるし」 「やんなー。でも焦ったほうがよくない?」 「そうなんかなあ」 そんな会話を、心の中でしてま…