崇めてみよう

 バイトに行ってみたら、セルフサービスのコーヒーメーカー的なものが導入されていた。
 レジで欲しいコーヒーなり紅茶なりを頼んでお金を払えば、紙コップと、コーヒーもしくは紅茶の素みたいなものを渡される。あとは自分で機械にセットして、スタートボタンを押し、置かれているスティックシュガーやミルクなどを入れてその場を立ち去る、というやつ。
 また面倒なものを、と思って使い方をとりあえず覚えてみるが、本日3時間ほど店内にいて購入者はゼロ。依然ホットの缶コーヒーが圧倒的な優勢である。


 果てしなくどうでもいいことかもしれないが、「かみこっぷ」と打って変換したら、一発目に「神コップ」と出た。神がかったコップなのかコップ界の神なのか知らないが、きっと水道水もアルプスの天然水並においしくなるのだろう。
 青汁がまずいなんてもう言わせない、新商品「神コップ」、ぜひ一度お試し下さい、ってテレビショッピングで限定500セットの販売がありそうな。


 こんなことを書いたら友人が神コップで小説の筋書きを考えそうでちょっと怖い。