声に乗って届く意味

 楽しいことが続くと、そのとき現実から遠ざかった分だけ不安になる自分がいる。
 弱音を吐きまくりたいけれど、情けないので人前では楽しく。
 というか、人といると安心するから後ろ向きにはならない。


 自分でもわかっている当たり前のことなのに、人から言われると励まされることもあるから不思議だと思う。
 ――短所はひっくり返したら長所やろ?
 誰かの声に乗って届く言葉というのは、やっぱり特別な意味を持って響いてくる。
 言われて初めて、ちゃんと考えてなかったなと、考えていたつもりで深みにはまっていっていたことに気付く。


 なんだかんだで、しんどくても浮いたり沈んだりしながら乗り越えられるんじゃないかという気がしてきている。きっとこの先もとんでもなく落ち込むこともあるだろうけれど、それを周期的なものだと割り切ることができたら、何とかならないこともないんじゃないだろうか。
 せめて、頼るぶんだけ頼られる人になれるように頑張れれば。


 同じようなことを形を変えて綴るだけのように思える最近の日記。
 ときどき昨日のような悪ふざけも挟みながら、心配されすぎないように生きていたいと思います。