現時点での自分の興味・関心がどういう方向に向いているのかを自覚するのにジュンク堂に行くと、読みたい本が幾何級数的に増えていく。 現在は、上林暁の短篇集『聖ヨハネ病院にて|大懺悔』(講談社文芸文庫)を読んでいる。センター試験'19の小説「花の精…
嘘みたいなことが本当になり、確かだと思えた現実が夢のように遠ざかった2020年。 そんなことを思いながら、福永武彦の随想「夢のように」を読み返す。 「夢のように」という表現は、夢そのものでなく、受け入れがたい現実に対して使われる比喩表現である。…
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