仕事のあとに

 友人のことをイニシャルで日記に書きたい場合に、僕の友人はなぜか同じイニシャルであることが多いため、書いている自分がややこしくなりそうに思って避けざるをえません。この日記を教えた友人だけで考えても、友人T、S、Mそれぞれ3、4人いらっしゃいます。


 で、そんなことは今日書く話題と何の関係もないんですが。


 昨日、今日、明日と、久々に3連勤でバイトが入ってます。
 ありきたりなコンビニのバイトで仕事には慣れ切っているとはいえ、2週間ぶりに働くと妙な緊張感があるもので、そんなふうに多少なりとも気持ちを引き締める時間が1週間のうちにはやっぱり必要なのかもしれないな、としみじみ実感してました。


 話がまた飛躍しますが、バイトが終わった直後というのが、一番友人と喋りたくなる時間だったりします。「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」の繰り返しという言語的制約からの解放がそういう思いにさせるんでしょう、多分。
 まあ、喋り倒すことが生命維持に不可欠だと散々述べてきているとおりです。


 それで、電話という方法で会話をしようと目論むわけですが、上記の理由でただ喋りたいだけなので、用事と言える用事があるとはとても言えません。
 迷惑な持論ですが、友人に電話をかけるときに理由などいらない、と個人的に思ってます。
 ゲーテの「人が旅をするのは目的地に着くためではなく、旅をするためだ」という言葉を借りるなら、「人が電話をするのは用事を済ませるためでなく、会話をするためだ」ということですね。


 そんなことを言いながら、いろんな考えが頭をめぐる中で最終的に勝利するのは遠慮という二文字なんですけど。