別の危機感が迫る

 携帯電話を充電するとき、赤いランプが点る。充電が終わるとそのランプは消えて、画面上の電池のマークが満タンのサインを示す。
 ふと、自分のなかでそのランプが消えたような気がした。
 そろそろ立ち上がろうか。そういう気持ちになっている。何に対しても、それなりのエネルギーを傾けられるほど、回復したように思う。新たにエントリーも増やしたいし、何より小説が書きたい。
 で、何か書こうと思って帰ってきたけれど、やっぱり気持ちが就職に向いている。ここで思うのは、じっくり休んで蓄えられたエネルギーをうまく就職と小説に分割できるか、ということである。できるか、ではなくできなければならないと思うのだけれど。
 むしろ今こそ書かなければならない。著名な作家たちが初期の代表作を書き上げた年齢に、自分が迫ってしまっているのである。彼らとの距離を、新たに今作品を書き上げることで測らなければならないと思う。
 気付けばすでに22歳まであまり時間がない……。


 まあ、それはともかく、明日はいよいよBook3が出ますね。