待っていたひとひら

 もう東京に行くことはしばらくなさそうです。


 喪失感で胸がいっぱいという、まさに「あるようなないような」。
 と、わかるひとにしかわからないたとえを用いるのもあれなので、はっきり言います。


 第一志望だった企業からお祈りのメールをいただきました。


 そういうわけで、挫折の味を噛み締めています。
 まあ面接直後の一週間に落ち込むだけ落ち込んだため、結果がわかってようやくほっとした感じはあります。この、わりと自分の人生のなかでも大きいであろうできごとをどうやってここにしたためようかずいぶん考えたのですが、深刻な感じで重たく落ち込む様子でだらだら書くほど気持ちが沈んでいるわけでもないし、真面目に気を引き締めて前を向く感じで書くのもそれほど面白くないような気がするので、どっちつかずの適当な感じで書くことにしました。


 それが多分、かえって素直な日記になるんではないかと。


 ええ、結構傷ついてます。