書くことへの回帰

 2か月間更新を怠ったせいで、体調が悪そうなままの記事で終わっていたことを反省している。一つひとつを振り返れば何時間でも書けそうな気がするけれど、ひとまず直近のことを綴りたい。


 年末から2週間近く風邪を引いていて、ようやくほぼ治った。喉の激痛、咳に悩まされていた。熱が上がらない分、妙に長引いた。病院で血液検査や胸部レントゲンを行い調べてもらったがふつうの風邪で、年始はずっと安静にしていたのに「こじらせている」と言われて腑に落ちなかった。


 久しくブログを書こうと思えたのは、何より書く環境が整ったからというのが最大の理由で、悩み抜いた挙句にノートPCを購入したのだった。VAIOのS11、シルバー。860gの軽さ。キーの静けさ、デザインと、価格以外は申し分ない。カメラ、ウォークマンスマホとともに、ついにこちらもSONYさんのお世話になる。
 購入にはずいぶんためらっていた。確か5年前に購入した初代Surfaceが、一応まだ健在だったからである。正直、重さはVAIOとそこまで変わらないし、タイプカバーも悪くないのだけれど、タッチパネルは使わないのでタイプカバーを分離させる必要はなく、なによりタブレットとしての使用目的のために背面がスタンドになっているのが煩わしかった。テーブルに多少の奥行がないと置けないうえ、角度の調節もできないことは、細かいことではあるが非常にストレスだった(と買い換えてなお思う)。
 また、VAIOのキーがSurfaceより小さく、店頭で打ってみると少し打ちにくさがあり、正直どうなのかと思ったところがあったのだが、購入して実際にテーブル上で使ってみると、何の問題もなく、むしろとてつもなく快適だった。タイプカバーとは違い、きちんと剛性があり、キーを叩いている安心感がある。大きさにはすぐに慣れた。


 持っていこう、と思えるデザインであること、文字を打ちたいと思える手ごたえであることは、本当に大切だと思う。今年は何とか、昨年よりも書くことに向き合っていたい。本の感想を綴りたいし、書きかけの小説を意地でも完成させたい。


 また、写真も撮り続けたいと思う。2017年は、執筆より撮影の一年だった。美しい景色を、大事にしたいと思えるものを、20代最後の一年を、きちんと残しておけたのではないかと思っている。


 楽しく、穏やかに日々を生きていきたい。そればかりを思う。