覆るあれこれ

 面接を受けに行ってきました。
 どういうわけか、先日そぐわないと感じた企業なのに呼んでいただけて、グループでの面接の場数が増えました。むしろ、合わないと感じたと書いた日記を訂正しなければならないかもしれません。


 人事の方が1人と、役員の方1人だったんですが、ざっくりした質問のあとに、役員の方が質疑応答含め30分ほど会社のことを詳しく説明してくださり、説明会ではっきりしなかった内容が腑に落ちました。


 どんな仕事だろうと、結局は熱意を持ってできるかどうかです。求める人物像に合わないと判断するのは企業側なわけですから、とりあえず話をさせてもらいに行こうと思って受けました。説明会でそぐわないと感じたのは、求められている人物像への自信のなさと、事業内容のわかりにくさだったように思います。独特な企業で、事業領域が多岐にわたり、なおかつ容易には外部に漏らせない事項もそれなりにあったようなので、いまいちその輪郭がつかめなかったのだと改めて思いました。
 そんなわけで、事業の内容を詳しく理解できたおかげでようやく具体的なイメージも湧き、自分の持っているものが活きるであろう部分も考えることができたので、今さらながら少し入社したくなりました。
 第一印象がよろしくないのに深く知ると好きになるという、人間関係ではなきにしもあらずですが、企業との出会いではなかなか珍しいパターンかもしれません。そんなことを思ってます。
 まあでも合わないと思い込んで面接に臨んだうえ、端に座っていて最初に質問されたため、喋った内容がぐだぐだだったのが若干悔やまれます。ただそれでもやっぱり縁があれば受かってしまうのだろうし、なければ落ちるのだと思います。喋る内容以前にこちらの印象が大きな判断材料になっているのだから、最終的には向こうのフィーリングによるところも多分にあるでしょうし。


 ということで、気持ちを切り換えて、明日はまた大学へ行けます。