My favorite is...

 とりあえず、強引にレポート一つ仕上げました。あと一つです。


 バイトしながらレポートのことを考えているだけでは、なかなか面白いことも思い浮かびませんね。残念ながら日記に書くようなこともないですが、今日も大して意味のないことを書きます。他人のブログをなんとなく眺める無意味な楽しさを充分知っている人間としては、特に書くことがなくても何か書きたいと思うわけです。


 ふと思ったことですが、哲学を専攻している友人に共通して言えるのは、やっぱり何かとことん好きなものを自分の中に持っていることなんじゃないかな、と考えました。いや、哲学専攻以外でも、僕と親しい人、親しくなれる人たちは大体そうなのでは、と思います。
 この作家の小説が好き、このアーティストが好き、など誰もが何かしら持っている「好きなもの」に対する、「好き」のレベルの高さが、他の人と違う。自分の好きなものへのこだわりを喋り出したら尋常じゃなく喋る、そんな人たちに囲まれている気がします。
 好きな本、好きな音楽から、その人の人柄も出るし、人柄どころか思想まで出るから、語り合っているうちに相手の内面の深いところまでわかるんですよね。


 その人を「わかる」、「理解する」ということはすごく難しいことで、わかった「つもり」になることのほうが多いとは思うんですが、好きなものを語ることは、他人の内面を知る足がかりとして大事なことなんだろうな、としみじみ考えています。


 いつか、自分の小説が、他人の「好きなもの」の一つになれたら、これほどうれしいことはないだろうなと思います。




 日常に書くことがない場合、日常において考えたことについて書こうと思うわけですが、親しい人たちと長時間の会話が確保できていないために、喋りたい思いが全部ここに出ます。
 ブログにある程度吐き出せるということが、いかにストレスを和らげることか!
 好き勝手書ける場所って素敵ですね。
 もう今しょうもない話がしたくて仕方ありません。ばかばかしいことを好きなだけ喋って腹抱えて笑いたいです。



 さあ、というわけで意味のないことを書きまくってしまいました。
 4000字以上のレポートを前に、必死になって現実から逃げているのは秘密です。