届くかわからないけれど

何人かの友人に日記の場所を教えた途端に、何か面白いことを書かねばというプレッシャーを感じます。
他人の目を必要以上に気にしてしまう性格に、もはや笑うしかないですね。


でも、日ごろあんまり会うことがない人に、自分の思っていることを間接的に知ってもらえるのは、やっぱりブログの良さなのかなと思います。


書き方次第で、独り言に過ぎないような言葉が、特定の誰かへのメッセージにもなりうる。
逆に、ある人のために書いた言葉は、わからない人にとっては単なる独り言にしか見えないこともある。
人がテクストを解釈するとき、そこには真に客観的な理解は有り得ず、読み手が自分の状況や見方にテクストを適用させる。
理解はそういった適用を通した解釈でしか有り得ない。
だから解釈は、書いた人間の意図をつねに越え出て行く。


上に書いたのは哲学の授業の復習ですが……。
夏休みが近づくにつれて、これからしばらく会わなくなる人たちに、何らかの形で声が届けられたらいいなと、そんなことを考えています。
まあ、「誰にともなく綴る日々」とタイトルを掲げている以上、じっくり耳を傾けてくれる人を積極的に求めるわけではないですが。


やっぱり、日記はなんとなく読まれないと。
結び方がよくわからず、今日もこんな感じになってしまいました。