露のように

 少し息抜き。
 歌詞を見ながら楽曲を聴く。AZUKI七さんの詩の世界に浸る。
 言葉の向こう、想像から空想へ。空想は回想も連れてきて。
 褪せた記憶の手触りを確かめながら、揺らいでいく現実に心を遊ばせるように。


 何も生まないひとときが、かぎりなくいとおしいものに感じられて。
 穏やかに潤っていく心地。
 癒されるという、安っぽい言葉では表現したくない感覚がここに。
 

 眠りに落ちる前のささやかな夢が、少しでも長いものになるよう祈りながら。