山間部を縫うように走る南海高野線に揺られ、高野山駅へのケーブルカーが出ている極楽橋駅まで、ゆったりと読書をしながら過ごしていた。橋本駅で後続二両を切り離し、各駅停車で紀伊山地を登っていく列車。一駅ごとに標高が上がり、期待もゆっくりと高まる…
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